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2026年の猫アート展まとめ。行くべき展覧会カレンダー

2026年も、日本各地で猫をテーマにした展覧会やアートイベントが続々と開催されます。浮世絵の中の猫から現代アート、写真展、クリエイターズマーケットまで。猫好きの心を揺さぶる展示が、春夏秋冬を通じて途切れることなく企画されています。

しかし、猫展はただ「行けばいい」というものではありません。展覧会の性格を理解し、自分が何を見たいかを明確にしてから足を運ぶと、体験の質がまるで変わります。本記事では、2026年に開催される注目の猫アート展・猫イベントを、「なぜ行くべきなのか」という視点とセットでお届けします。

目次

【1月〜2月】冬の猫アート展──「猫の日」に向けて熱を帯びる季節

ねこ休み展 冬 2026(東京・浅草橋)

2026年1月23日〜2月23日、東京・浅草橋のTODAYS GALLERY STUDIOにて開催。2015年にスタートし、累計動員数200万人を超える日本最大級の猫写真展&物販展です。

なぜ行くべきか。ねこ休み展は「猫展の入口」として最適だからです。写真作品、イラスト、グッズが混在する構成は敷居が低く、猫展に初めて行く人でも楽しめます。2月22日2月22日「猫の日」の全貌。1987年の制定から2026年の経済効果までにはワークショップや限定グッズのプレゼント企画も実施。猫の日の過ごし方に迷ったら、まずここに行けば間違いありません。

東京猫美術展2026(東京・大崎)

2026年2月20日〜25日、JR山手線大崎駅前のO美術館にて開催。現代アート、日本画、水墨画、イラスト、マンガ原画、工芸、ハンドメイドなど多ジャンルの猫作品が一堂に集結します。

注目すべきは「多ジャンル」という点です。油絵も陶芸もマンガ原画も同じ空間に並ぶ。猫を描く手法がこれほど多様であることを体感できるのは、この展覧会ならではの価値です。ベテラン作家から新進気鋭のアーティストまで、猫を描く表現者たちの競演を見比べてください。

Lovely Nyans Festa in Tokyo 2026(東京ビッグサイト)

2026年2月21日〜22日、東京ビッグサイト南展示棟にて開催。「猫の日ウィークエンド2DAYS」と銘打たれた体験型イベントで、猫グッズの販売だけでなく、猫と触れ合えるコーナーやステージイベントも充実しています。アートというよりフェスティバル。五感で猫を楽しみたい人向けです。

poshichi(ぽ七)「猫が私にしたひどいこと」(東京)

2026年2月14日〜3月8日開催。イラスト作家poshichiによる個展で、日本画のような質感で描かれたユーモラスな猫たちが並びます。タイトルの通り、猫と暮らす人なら誰もが「わかる」エピソードがアートとして昇華されています。猫飼い経験者が見ると笑いと共感の連続。個展だからこそできる「作家の猫への愛」の濃度を味わえます。

【3月〜4月】春の猫展シーズン──巡回展とフェスが動き出す

ねこ休み展 in 柏タカシマヤ 2026(千葉・柏)

2026年3月26日〜4月6日、柏タカシマヤ本館地下2階にて開催。東京の浅草橋会場で人気を博したねこ休み展が千葉・柏に巡回。百貨店という立地から、ふだん猫展に足を運ばない層にもリーチする貴重な機会です。買い物のついでに猫アートに出会える。この「偶然の出会い」が百貨店巡回展の面白さです。

ニャンフェス 2026 春(東京)

2026年4月上旬に開催予定。約500ブースが出展する国内最大級の猫クリエイターズマーケットです。ポスター、絵画、マグカップ、アクセサリー、ぬいぐるみなど、猫をモチーフにしたあらゆるジャンルのハンドメイド作品が手に入ります。

ニャンフェスの特別な点は、「買える」だけでなく「作り手と話せる」ことです。なぜこの猫を描いたのか、どんな猫と暮らしているのか。クリエイターとの会話を通じて、猫アートの奥行きが一気に深まります。

岩合光昭写真展「ご当地ねこ」(静岡・三島)

2026年4月11日〜6月28日、佐野美術館(静岡県三島市)にて開催。NHK「世界ネコ歩き」でおなじみの動物写真家・岩合光昭という人。世界を猫で歩く写真家の眼氏が、日本各地の風土と猫の関わりを撮影した写真展です。

岩合氏の写真のすごさは、「猫がいる風景」ではなく「風景の中に猫がいる」ことです。その土地の光、空気、季節が猫を通じて伝わってくる。写真を見ているはずなのに、旅をしている感覚になる。猫好きだけでなく、写真が好きな人にも強くおすすめします。

特別展「もしも猫展」(宮城・仙台)

2026年4月17日〜6月7日、仙台市博物館にて開催。江戸〜明治にかけて日本で巻き起こった「猫ブーム」の実態を、浮世絵・版本・土人形などの資料で紹介する大規模展覧会です。

5章構成で、歌川国芳――江戸のストリートアーティストは無類の猫好きだったをはじめとする浮世絵師たちが描いた擬人化猫、化け猫、招き猫を網羅的に展示。浮世絵の中の猫たち。江戸時代の猫ブームを読むを実物で見られる2026年最大のチャンスです。仙台旅行と組み合わせて訪れる価値があります。

【5月〜6月】GW・初夏の猫イベント──関西最大級が大阪に

にゃんこ博覧会2026(大阪・グランフロント)

2026年5月2日〜3日、グランフロント大阪 北館B2ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンターにて開催。全国から約300名の猫クリエイターが集結する関西最大級の猫グッズイベントです。

アート作品、アクセサリー、バッグ、陶芸、雑貨、スイーツなど、見るだけでも癒される猫づくしの2日間。入場料は前売1,000円、当日1,200円で、小学生以下は無料。GWの大阪観光と組み合わせやすい立地もポイント。関西在住の猫好きにとって、年間最大の猫イベントです。

【秋】猫の芸術の秋──フェスと祭りが再び動き出す

湯島ねこまつり 2026(東京・湯島)

2026年9月中旬〜10月上旬に開催予定。湯島天神周辺の商店街やギャラリーが猫一色に染まる、地域密着型の猫アートイベントです。

他の猫展と決定的に異なるのは、「街全体がギャラリーになる」ことです。店舗ごとに猫をテーマにした展示や限定メニューが登場し、街歩きしながら猫アートに出会える。展覧会場に閉じこもるのではなく、街の空気の中で猫と出会う体験は、湯島ねこまつりならではのものです。

ニャンフェス 2026 秋(東京)

2026年10月中旬に開催予定。春に続く秋の猫クリエイターズマーケット。約500ブースという規模は春と同等で、秋の新作が揃うタイミングです。クリスマスや年末のギフト需要を見越した猫グッズが増える傾向にあり、猫好きへのプレゼント探しにも最適です。

展覧会の「タイプ」を知れば、選び方が変わる

2026年の猫展をざっと並べてみると、大きく4つのタイプに分類できます。自分の目的に合ったタイプを選ぶことが、満足度を上げるコツです。

タイプ 特徴 代表的な展覧会 こんな人に
美術館型 浮世絵や写真を学術的に展示 もしも猫展、岩合光昭展 猫の文化史を深く知りたい人
写真展型 猫写真をアートとして鑑賞 ねこ休み展、岩合光昭展 猫の写真が好きな人
マーケット型 猫グッズの購入がメイン ニャンフェス、にゃんこ博覧会 猫グッズを買いたい人
街歩き型 街全体で猫を体験 湯島ねこまつり 猫と街の空気を楽しみたい人

「全部行く」のも一つの手ですが、目的を絞った方が各展覧会の良さがはっきり見えます。

猫展を最大限に楽しむための5つのコツ

  • 前売券を買う:人気の猫展は当日券の列が長くなりがちです。前売券やアーリーチケットがある場合は事前に購入しておくと、待ち時間を大幅に短縮できます
  • 平日・午前中を狙う:土日祝は混雑が避けられません。可能であれば平日、あるいは開場直後の午前中が狙い目です。特に写真展型は人が少ない方がじっくり鑑賞できます
  • グッズ予算を決めておく:猫グッズの誘惑は強烈です。マーケット型の展示では「予算の上限」をあらかじめ決めてから行くことをおすすめします。決めないと確実に予算オーバーします
  • SNSで最新情報をチェック:開催日程や出展者の変更は、公式SNSで告知されることがほとんどです。気になる展覧会のアカウントは事前にフォローしておきましょう
  • 感想をメモする:複数の猫展を巡ると、印象が混ざってしまいがちです。その場で一言でも感想をメモしておくと、後から振り返ったときに各展覧会の記憶が鮮明に蘇ります

2026年 猫アート展カレンダー一覧

時期 展覧会・イベント名 会場 タイプ
1/23〜2/23 ねこ休み展 冬 2026 TODAYS GALLERY STUDIO(東京・浅草橋) 写真展
2/14〜3/8 poshichi「猫が私にしたひどいこと」 東京 個展
2/20〜2/25 東京猫美術展2026 O美術館(東京・大崎) 美術館
2/21〜2/22 Lovely Nyans Festa in Tokyo 2026 東京ビッグサイト フェス
3/26〜4/6 ねこ休み展 in 柏タカシマヤ 柏タカシマヤ(千葉・柏) 写真展
4月上旬 ニャンフェス 2026 春 東京 マーケット
4/11〜6/28 岩合光昭写真展「ご当地ねこ」 佐野美術館(静岡・三島) 写真展
4/17〜6/7 特別展「もしも猫展」 仙台市博物館(宮城・仙台) 美術館
5/2〜5/3 にゃんこ博覧会2026 グランフロント大阪(大阪) マーケット
9月中旬〜10月上旬 湯島ねこまつり 2026 湯島天神周辺(東京) 街歩き
10月中旬 ニャンフェス 2026 秋 東京 マーケット

※日程・会場は変更になる場合があります。最新情報は各イベントの公式サイトでご確認ください。

引用・出典

「ねこ休み展」は2015年にスタートし、2026年で開催11年目を迎える。累計動員数200万人以上を誇る日本最大級の猫の合同写真展&物販展である。

出典: TODAYS GALLERY STUDIO「ねこ休み展 冬 2026」公式ページ

「にゃんこ博覧会2026」には全国から約300名の猫クリエイターが出展。アート・ハンドメイド作品を中心に、アクセサリー、バッグ、陶芸、雑貨、スイーツなどが展示販売される。

出典: テレビ大阪「にゃんこ博覧会2026」プレスリリース(PR TIMES)

特別展「もしも猫展」は、江戸〜明治に巻き起こった猫ブームの実態を浮世絵・版本・土人形などの資料で紹介する。歌川国芳をはじめとする浮世絵師たちが描いた擬人化猫や招き猫の文化を5章構成で展示する。

出典: 仙台市博物館「特別展 もしも猫展」展覧会情報

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よくある質問(FAQ)

Q. 2026年で最も規模が大きい猫展覧会はどれですか?

来場者数で見ると「ねこ休み展 冬 2026」が最大級です。約1か月の開催期間があり、累計シリーズ動員200万人を超える実績があります。出展者数では「にゃんこ博覧会2026」が約300名のクリエイターを集め、「ニャンフェス」が約500ブースを展開。学術的な深さでは仙台の「もしも猫展」が突出しています。「アート鑑賞を楽しみたい」のか「猫グッズを買いたい」のか「猫の文化史を学びたい」のかで、行くべき展覧会が変わります。

Q. 地方在住でも行ける猫アート展はありますか?

はい、2026年は東京以外でも注目の猫展が開催されます。大阪では5月に「にゃんこ博覧会2026」がグランフロント大阪で、仙台では4月〜6月に「もしも猫展」が仙台市博物館で、静岡・三島では4月〜6月に岩合光昭写真展「ご当地ねこ」が佐野美術館で開催されます。ねこ休み展は柏タカシマヤへの巡回展示も行っているため、今後さらに地方会場が追加される可能性があります。各イベントの公式SNSをフォローしておくと、巡回情報をいち早くキャッチできます。

Q. 猫展に行ったことがないのですが、初心者におすすめはどれですか?

「ねこ休み展」が最も入りやすいです。写真作品、イラスト、グッズ販売が混在する構成で敷居が低く、展示を見るだけでなく買い物も楽しめます。1か月間の長期開催で平日にも行けるため、混雑を避けやすいのもメリットです。猫展の楽しみ方がわかったら、次はニャンフェスでクリエイターとの会話を楽しんだり、仙台の「もしも猫展」で浮世絵の猫を学んだりと、興味に応じてステップアップしていけます。

まとめ

2026年は、1月のねこ休み展に始まり、2月の猫の日ウィーク、春の巡回展とクリエイターズマーケット、GWの関西大型イベント、秋のフェスティバルと、一年を通じて猫アートに触れる機会が途切れません。大切なのは「とりあえず行く」ではなく、自分が何を求めているかを明確にしてから足を運ぶこと。浮世絵の猫を学びたいなら仙台の「もしも猫展」、猫のいる風景を味わいたいなら岩合光昭展、クリエイターと猫を語りたいならニャンフェス。目的と展覧会のタイプを合わせれば、猫展は10倍面白くなります。

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執筆:URAYAMA NO NEKO / Tetsu Onodera

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