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おしゃれなキャットタワー20選。家具として選ぶ新基準

キャットタワーを「猫用品」として選ぶ時代は終わりました。いま注目されているのは、リビングに置いても家具として美しく、猫の本能も満たすキャットタワーです。天然木、スチール、ファブリック──素材と設計にこだわるブランドが国内外で増え、キャットタワーはインテリアの一部として再定義されつつあります。この記事では「家具として選ぶ」という視点から、デザイン・素材・機能のバランスに優れたキャットタワー20選と、後悔しない選び方の新基準をお伝えします。

目次

なぜ今、キャットタワーに「家具としての美しさ」が求められるのか

かつてキャットタワーといえば、ベージュのカーペット素材に包まれた巨大な構造物が定番でした。機能としては十分でも、リビングに置いた瞬間にインテリアが台無しになる。そんな経験をした猫飼いは少なくないはずです。

しかし2020年代に入り、猫との暮らしに対する意識が変わりました。SNSを中心に「猫と暮らす美しい部屋」への関心が高まり、RoomClipやInstagramには猫家具をインテリアの主役に据えた投稿があふれています。この流れを受けて、家具メーカーやデザインブランドが本格的に猫市場に参入。キャットタワーは「仕方なく置くもの」から「あえて見せるもの」へと変貌を遂げました。

背景にはもうひとつ、住環境の変化があります。都市部を中心にコンパクトな住空間で暮らす人が増え、限られたスペースに「猫専用品」を置く余裕がなくなっています。だからこそ、家具としての機能を兼ねたキャットタワー──たとえばシェルフやテレビ台と一体化したもの──が求められているのです。

家具として選ぶキャットタワー、5つの新基準

キャットタワーを家具として選ぶなら、従来の「高さ」「ステップ数」だけでは不十分です。以下の5つの基準で評価することをおすすめします。

  1. 素材の質感:天然木(オーク、ウォールナット、ラバーウッドなど)を使っているか。合板むき出しのものと無垢材では、空間に置いたときの印象がまったく異なります
  2. カラーパレットの統一性:部屋の基調色と合わせられるか。ホワイト、グレー、ナチュラルウッドの3色展開があるブランドは合わせやすい
  3. シルエットの美しさ:横から見たときのラインが計算されているか。良いキャットタワーは、猫がいないときでもオブジェとして成立します
  4. 省スペース設計:設置面積と高さのバランス。三角ベースやスリム設計で、ワンルームにも置けるかどうか
  5. パーツ交換の可否:爪とぎポールやファブリック部分だけを交換できるか。長く使える=サステナブルであることも、良い家具の条件です

この5つを意識するだけで、「買って後悔するキャットタワー」を避けることができます。安さだけで選んだタワーが半年で部屋の隅に追いやられる──そんな失敗を繰り返さないための基準です。

タイプ別──おしゃれなキャットタワー20選

木製・据え置きタイプ(家具としての完成度が高い)

  1. KARIMOKU CAT TREE:日本最高峰の木製家具メーカー、カリモク家具がRINNと共同開発。三角ベースで省スペース、高さ124cm。オーク無垢材の質感は圧倒的で、「猫用品」ではなく「家具」として空間に溶け込みます。すべてのステップに丸みを持たせ、子猫からシニア猫まで対応。パーツ個別交換も可能
  2. MWPO 天然木キャットタワー WS7000シリーズ:ギリシア語で「愛し子」を意味するMWPO。天然ラバーウッドとブナ材を使い、北欧風インテリアとの相性が抜群。富士山型のキャットハウスがアクセントになった遊び心あるデザイン。高さ160cmで上下運動も十分
  3. 猫のための木工所 オリジナルキャットタワー:国産ヒノキを使い、木工職人が一台ずつ手作り。木目の美しさと経年変化を楽しめる、まさに「一生もの」のキャットタワー。受注生産のため納期はかかりますが、所有する満足感は格別
  4. necobaco T キャットタワー:ホワイトとナチュラルの2トーンで、どんな部屋にも馴染むシンプルデザイン。台座が広く安定感があり、猫が飛び跳ねてもぐらつかない堅牢な設計
  5. RINN NEKO Modern Cat Tree:KARIMOKU CATの共同開発元であるRINNの自社プロダクト。猫の健康を第一に考えた設計思想と、ミニマルなデザインの両立。ステップの高さと間隔が猫の骨格に合わせて計算されています

スリム・突っ張りタイプ(省スペースで美しい)

  1. OPPO CatForest:ルームキャップ(突っ張り)方式で床と天井を固定。柱1本のミニマルなシルエットが美しく、設置面積はわずか30cm四方。木目調のポールがインテリアに溶け込みます
  2. &CAT ツリー型キャットタワー:木の枝に見立てたステップが特徴。まるで室内に小さな木が生えているかのようなデザインで、猫が登る姿が絵になります
  3. MYZOO ZONE(壁面タイプ):台湾発MYZOOの突っ張り式キャットポール。床面積ゼロで天井まで猫の動線を確保。モジュール式のステップを好きな高さに配置できます
  4. アイリスオーヤマ 突っ張り式スリムタワー:コストパフォーマンスに優れた突っ張りタイプ。ホワイト×ナチュラルのカラーリングで清潔感があり、エントリーモデルとして最適
  5. Catit Vesper High Base:カナダ発のペット用品ブランドCatitのVesperシリーズ。ウォールナット調の合板と白いクッションの組み合わせがモダン。コンパクトながら隠れ家とステップを備えています

家具一体型タイプ(機能を兼ねる賢い選択)

  1. LOWYA テレビ台一体型キャットタワー:テレビ台と収納とキャットタワーが一体化。リビングの壁面を一台で完結させる発想が秀逸。猫の動線を確保しつつ、人間の収納問題も同時に解決します
  2. KANADEMONO Nekodamono シェルフ:天板に直径18cmの「ネコ穴」が開いたシェルフ。猫が自由に出入りでき、本棚としても機能する。5,000通り以上の組み合わせとサイズオーダーに対応
  3. ディノス 猫と暮らす家具シリーズ リビングキャビネット:通販大手ディノスの猫家具。キャビネット内部に猫の通り道を設け、扉を閉めれば通常の家具にしか見えない二面性が魅力
  4. IKEA LURVIG シリーズ活用:IKEA の猫用品ラインLURVIGとKALLAXシェルフを組み合わせることで、収納兼キャットタワーをDIYできます。コスト最小で自由度が高い選択肢
  5. マルカン キャットタワー本棚型:本棚のフォルムをしたキャットタワー。各段に猫が入れるスペースと、本を並べるスペースが共存。「猫のいる書斎」を演出できるユニークな一台

デザイナーズ・アート系タイプ(空間の主役になる)

  1. MYZOO 宇宙船GAMMA(壁掛け):透明アクリルドームの壁掛けハウス。猫が中に入ると下から肉球が見える仕掛けは、もはやリビングの「動くアート」。複数を壁面に配置してキャットウォークとしても使えます
  2. MYZOO LUNA(六角形ハウス):六角形のモジュラーキャットハウス。壁面にハニカム状に配置すると、幾何学模様のウォールアートのような仕上がりに。ウォールナットとホワイトの2色展開
  3. Tuft + Paw Milo キャットタワー:サンフランシスコ発のプレミアム猫用品ブランド。ミッドセンチュリーモダンを彷彿とさせるデザインで、猫タワーの概念を覆す美しさ。海外通販で入手可能
  4. THE REFINED FELINE Lotus Cat Tower:アメリカ発のラグジュアリー猫家具ブランド。蓮の花をモチーフにしたエスプレッソカラーのタワーは、ホテルのロビーにも置けるような存在感
  5. FUKUMARU 天然木キャットタワー:無垢材の木肌をそのまま活かした、ナチュラル派のためのタワー。枝分かれしたフォルムが有機的で、まるで室内に小さな樹木があるかのよう。透明アクリルボウル付きのモデルは、肉球を下から眺められる人気仕様

失敗しないための選び方チェックリスト

20選の中から「自分の部屋に合う一台」を見つけるために、購入前に以下をチェックしてください。

  • 設置スペースの実測:幅・奥行き・高さを正確に測る。突っ張りタイプは天井高も確認
  • 猫の年齢と体格:シニア猫にはステップ間隔が狭く、段差の低いものを。大型猫種(メインクーンなど)には耐荷重と台座の広さを重視
  • 多頭飼いかどうか:2匹以上なら、てっぺんが複数あるか、ハウスが複数あるモデルを選ぶ。猫は「一番高い場所」を争います
  • 床の材質:フローリングの場合は底面に滑り止めが付いているか確認。据え置きタイプは重量も安定性に直結します
  • 掃除のしやすさ:ファブリック部分が取り外して洗えるか。木製部分は水拭き可能か。猫の毛は想像以上に付着します
  • 部屋のカラーパレットとの整合性:タワーの色と素材が、既存の家具と喧嘩しないかを事前にシミュレーション

特に重要なのは「シルエットの確認」です。商品写真だけでなく、設置事例の写真を探してください。RoomClipやInstagramで型番を検索すると、実際のリビングに置かれた姿を見ることができます。写真映えする商品画像と、自宅に置いたときの印象は驚くほど違うことがあります。

猫と暮らす部屋づくりの全体像は猫と暮らす部屋のインテリア実例。ミニマルに、美しくで詳しく解説しています。

素材別のメリット・デメリット

天然木(オーク・ウォールナット・ヒノキなど)

メリットは圧倒的なインテリア性と経年変化の美しさ。使い込むほど味わいが増し、10年後も飽きません。猫の爪痕さえ「味」になります。デメリットは価格帯が高めであることと、重量があるため模様替えが気軽にできない点です。

合板・MDF(中密度繊維板)

コストを抑えつつ、表面の仕上げ次第では十分おしゃれに見えます。ホワイトやグレーの塗装モデルはモダンインテリアと好相性。ただし、経年で表面が剥がれやすいものもあるため、仕上げの質を確認することが大切です。

ファブリック(起毛素材・麻・フェルト)

猫の爪がかかりやすく、登り降りのグリップ性に優れます。温かみのある質感で北欧スタイルとの相性は抜群。一方で猫の毛がつきやすく、定期的なクリーニングが必要になります。

引用・出典

FAQ

Q. おしゃれなキャットタワーは猫が使ってくれないことはありますか?

デザイン重視のタワーでも、猫の本能を押さえた設計であれば問題ありません。猫がタワーを使わない原因の多くは「設置場所」にあります。窓辺や家族が集まるリビングの一角など、猫が「見渡せる」場所に置くことが最も重要です。また、最初は猫が警戒することもあるため、お気に入りのブランケットやおやつを置いて慣れさせる工夫をしてみてください。デザインの良さと猫の満足度は、正しい選び方と設置で両立できます。

Q. 賃貸マンションでも突っ張りタイプのキャットタワーは使えますか?

使えます。ただし、天井の素材と強度の確認が必要です。石膏ボード天井の場合は梁のある位置に設置するか、天井側に保護板を挟むことで傷と荷重を分散できます。据え置きタイプであれば天井を気にする必要がないため、賃貸では据え置きの方が安心という選択も合理的です。退去時のことを考えると、壁面ビス止めが不要な自立型を選ぶのが無難でしょう。

Q. キャットタワーの寿命はどのくらいですか?買い替えの目安は?

一般的なファブリックタイプで3〜5年、天然木製の高品質タイプで10年以上が目安です。買い替えサインは、爪とぎポールの芯材が露出している、ステップの布が破れている、接合部がぐらつくなどです。KARIMOKU CATやMWPOのようにパーツ交換に対応しているブランドなら、消耗部分だけを新しくできるため、本体を長く使い続けることができます。「パーツ交換できるかどうか」は、購入時に確認しておくべき重要なポイントです。

まとめ

キャットタワーは、もはや「猫のための妥協品」ではありません。KARIMOKU CATの無垢材ツリー、MYZOOのモジュラーウォール、LOWYAの家具一体型──選択肢は豊富にあり、部屋のスタイルに合わせて「家具として選ぶ」ことが当たり前の時代になりました。大切なのは、素材・シルエット・カラーの3点で既存の家具との調和を確認すること。そして猫の年齢・体格・性格に合った高さとステップ配置を選ぶこと。この2つの視点を持てば、人も猫も満足する一台に必ず出会えます。

猫と暮らす空間全体の考え方は猫と暮らす部屋のインテリア実例。ミニマルに、美しくを、注目ブランドの詳細はMYZOO、KARIMOKU CAT…猫家具ブランドの世界。なぜ今、猫家具にデザインが求められるのかを、部屋のゾーニングから考えたい方は1K、ワンルームでも。猫と暮らす部屋のレイアウト術をあわせてご覧ください。

URAYAMA NO NEKOは、猫カルチャーを発信するブランドです。オリジナルグッズはこちら → SHOP

著者:URAYAMA NO NEKO / Tetsu Onodera

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